瀬戸の渦潮

山口県の柳井港から、フェリーに乗って四国へ渡りました。愛媛県松山市の三津浜港まで2時間半の航行です。瀬戸内海は穏やかで海面は湖のように滑らかです。連れ合いの運転で松山市を中心に、近郊の古い町~内子や大洲を巡る2泊3日の旅。私は、香川県の高松市や徳島県を訪れたことはありますが、愛媛県は初めてです。船のデッキからは大小さまざまな島が見えます。可愛らしく胸ときめく景色です。

その静かな海面のとろどころに潮が渦巻いている部分があり、「これが渦潮というものか~」と感動して見入ってしまいました。私の旧姓は「村上」と言います。父方の祖父は因島の出身で、村上水軍の血脈が入っていると聞いたことがあります。瀬戸内の景色に心躍るのは、ご先祖さまから受け継いだDNAのせいかも。

松山市も、近郊の内子や大洲という江戸時代から続く古い町並みも、そこに住む人たちも、旅人に優しく親切です。大洲の町で道を尋ねると、土地の方が「散歩のついでですから」と、プロの観光ガイド以上の詳しさで、あちこちを案内してくださいました。古くからお遍路さんをもてなしてきたお国柄だからかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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