鶯に起こされる春の朝

 今年は例年に比べて、春の自然界の行事が前倒しのようですね。入学式につきものの満開の桜が、卒業式の背景になっていましたもの。2月頃から「ケケ、ケキョ…」と頼りなく鳴き方の練習を始めていたウグイスも、今年はいきなり「ホーホケキョ」と朗々たる完成形で鳴いています。「鶯界も即戦力が求められる時代なんじゃない?」と息子は笑いますが、毎朝、6時半から窓のそばの木の枝でテノール(鳴くのはオスらしいので)がひびき渡ると、宵っ張りの朝寝坊一家は「あー、もう静かにして!」と苦情のひとつも言いたくなります。30分は鳴き続けています。「あらまー、風流じゃない。羨ましい環境ね」と友人達は言いますが。

最近、庭に鳥がやってきます。というか、餌を置いているからですが。スズメ、ヒヨドリ、メジロ。カラスも夫婦でやってきます。

食卓に座っている私達と目が合う位置に止まって
無言で餌を要求するカラスの旦那さん。
奥さんは屋根の上から様子を見ています。
固いパンは水に浸して柔らかくして食べています。
さすがカラス。賢い!

1月末から、わたくし。高血圧、高血糖、不安感にうつうつ気分…心身の調子がグダグダ状態が続いています。あれこれ検査をしましたが、ストレス性のものではないかというところで落ち着いています。元々、メンタル弱いところへ持ってきて、この1年、みんな一緒ですが、閉塞した不安な日々でしたからね。おまけに、白内障手術後、視力が落ちてしまい眼鏡を3種類くらい掛け替えながら日々を過ごしています。手術の前にもう少し調べたり説明を求めるべきでした。

鶯に起こされる春の朝」への3件のフィードバック

    • 本当に久しぶりの更新です。
      文章を書くのが億劫になってしまい
      数行書いてはそのままになっている下書きがいくつもあります。
      この家は、私の実家。竹林は、以前はもっと鬱蒼としていたのですが
      伐採してスカスカになりました。筍も小さなものですが生えます。
      えぐみのない、きめ細やかな良い筍です。
      竹林の奥で椎茸も栽培していて
      忘れた頃にヒョッコリ出てきます。
      庭は、外出できない日々の鬱屈を晴らしてくれます。

  1. こんばんは。久しぶりの更新ですね。いろいろ体調面で不具合を抱えていらっしゃったんですね。早く回復されますように。私も自然に親しみながら、春という不安定な季節を乗り切りたいと思います。お庭の野鳥たちに癒されますね。

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