りんりんと青鷺立てる水際かな

春めいた陽気が続き、青空と沈丁花の香りに誘われてあちこち散歩に出かけました。数日前は、お気に入りの散歩コース、西南杜の河畔公園で青鷺を見かけ、孤高の佇まいに見惚れました。1mほどもある端正な後ろ姿。嘴は薄紅色の婚姻色に染まり、成鳥の証である黒い冠羽が凛々しい。「りんりんと青鷺立てる水際かな」という句のような景色です。作者は大口元通さんという俳人。

(作品をお借りしました。ありがとうございます)  


こうして見ると、まるで山間の景勝地みたいですが、実はフェンスに囲まれたため池。
金網の隙間から撮影しました。森と大きな池が3つもあり、
住宅地にしては自然が豊かに残った場所なので、
鳥や亀や魚がたくさん棲んでいます。
西南杜の河畔公園は、元、西南学院の神学校と山の家があったところ。今は福岡市営の公園です。

りんりんと青鷺立てる水際かな」への3件のフィードバック

  1. ここに建っていた西南学院の山の家で、1970年代に西南学院大学の文芸部で合宿を行っていました。古希に向かう年齢になった今も、その頃の青臭い文学論・人生論のレベルからあまり成長していないような気がします。(笑) 
    http://www.k-planner.jp/poem/seihitu.html

  2. 昔、一度夫と孫を連れて行ったことがあります。
    よく撮れていますね。

    • 辻本育子さま

      私はごく普通のスマホのカメラしか持っていないので
      望遠がうまく撮影できません。辻本さんは植物が多いので接写で
      綺麗に撮れますね。庭の鶯を撮りたいので、もう少し勉強してみます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です