大工仕事が好きな連れ合い。4月の下旬から毎日ひとりで頑張って、6月初めに懸案のウッドデッキの改築工事を完成させました。10年くらい前に作ったデッキが雨風で腐食し、歩くと板がブワブワして踏み抜きそうで危なくなりました。昨年は変形性膝関節症で歩くのもままならない状態でしたが、ヒアルロン酸注射とリハビリのおかげで、作業が出来るまでに回復。暖かくなるのを待ってようやく工事に着手しました。板を全部剥がし、土台からやり変える本格的な改築です。
デッキの広さは12㎡。土地が傾斜しているので水平にするのが難しかったそうです。長さを計算して必要な材木を注文し、電動カンナで角を削って防水防腐の塗料を塗ります。うちの物置には、ノコギリ、ドライバーなど電動工具、多種多様な釘やネジ、ペンチや金槌がちょっとした工務店のように揃っています。私が手伝ったのは角を削る時の助手。息子は材木を運ぶ手伝い。それ以外は、76歳の連れ合いがひとりでやりました。天気が良い日は、8時間くらい働いていましたっけ。前立腺がんやシェーグレン症候群など難病も持っているのによく体力がありますね〜。学生時代、ボート部にいたので、腕っぷしが強いのでしょうか。(ボートは脚で漕ぐものだと連れ合いは言いますが)
小柄な私がシーツなどを干すときに使う安定の良い踏み台も作ってくれました。
頑張った甲斐あって、以下のような素敵なウッドデッキが完成しました。パラソルとテーブルを置いて、ランチやお茶をすると最高です。
よく見ると、塗料の色に濃淡があり(少し残った塗料があったので色が違っていたけれど勿体無いので使ったとか)、また、なぜかデッキの長さにも長短がありますが、特に問題はありません。プロに頼むと30万円くらいかかるところを10万円以下の材料費だけで済んだので、ほんとに助かりました。築55年の古家ですから、あちこちボロボロ。補修工事を連れ合いがやってくれるのは有難いことです。ヨド物置の隣の、椅子収納場所や塀も廃材で作り、剪定も草取りも掃除も、全部やってくれます。それも、喜んでやってくれる、というところが嬉しいですね。
皆さま、お近くにみえた時は、お茶をしにお立ち寄りください。蚊が多いので蚊取り線香燻しになりますけど。