春爛漫

青鷺が佇んでいた西南の杜河畔公園。桜の花の下で亀が2匹、仲良く甲羅干し中。
写真を撮ろうと近づくと慌てて逃げて行きました。それぞれ反対の方向に。
せっかくの楽しいひとときを邪魔してしまい、申し訳ないことでした。
1週間前にモカが避妊手術を受けました。摘出した小さな卵巣と子宮を見た時、とても申し訳ない気持ちになりました。でも、人間の都合に合わせて貰わないともっとかわいそうなことになります。一晩入院し、首にあの「エリザベスカラー」を付けて帰宅。大概の犬猫はこのカラーが大嫌い。先代猫のメロンや🐈‍⬛メグは、何度も手術をしてこのカラーのお世話になったのですが、鳴くやらもがくやらで大騒動になりました。が、モカは平気。恐るべき順応力です。狭い場所はバックで歩き、階段は頭を持ち上げてスイスイ登ります。3日目には2階建のケージの屋根に登頂し広い寝室を確保。カラーがあっても伸び伸びと眠れます。お腹の辺りが痛々しいですね。痛痒いのでしょうか。カラーの内側をザリザリ舐めるので代わりに掻いてあげると、ゴロゴロ喉を鳴らして気持良さげ。

術後2週間で抜糸予定。花は咲き誇り春爛漫ですが、亀さんや猫さんは我慢の季節です。飼い主は、週1回だけ、看護学校で医療倫理学を担当しているので、新学期の授業のネタになる記事を新聞やネットニュースで探しています。

恋猫モカの家出騒動

生後8ヵ月の雌猫モカ。窓の外ばかり眺めて、ソワソワと落ち着かない。最近、自分のトイレではないところでオシッコをするようになった。特に、飼い主の布団の上で大量のオシッコをされると大変困る。1週間で羽毛布団3枚、毛布4枚が犠牲になった。幸い晴天続きで毛布は家の洗濯機で洗えたが、羽毛布団は乾かしてコインランドリーに持ち込み、代金4000円かかった。動物を飼うと楽しいが、お金と手間がかかる。

モカのオシッコが放つフェロモンに誘われて、近所の雄猫たちが次々にわが家付近に集結。交渉権をめぐってバトルが繰り広げられる。けれど、モカの気持ちはもう決まっていて、よちよち歩きの頃からやって来てはベランダにマーキングをしていた大きなボス猫以外は振り向きもしない。どうやら、通りの向こうの別の町内に住んでいるらしい。鋭い目つき、堂々とした態度。人に媚びることも怖がることもない。歴戦の勇士らしく、耳や目に戦歴が残っている。おぼっちゃま風なイケメン猫はボスが登場するとさっと居なくなる。モカはもうのぼせ上がり外に出たがり大騒ぎになる。

神代より誰か教えて猫の恋 (子規)

細心の注意を払って外に出さないようにしていたのだが、数日前、うっかり少し閉め忘れた網戸の隙間をこじ開けて逃亡し、そのまま一晩帰って来なかった。塀の上にボスの姿が見えたので必死になって追いかけていったらしい。夜中まで家族で手分けして探し回ったが見つからなかった。

翌朝早く、開けておいた裏口から黙って戻って来た。特にケガもなく、むしろ上機嫌。餌をいつもの倍くらい食べ、水をたくさん飲んで、ケージに入ってずっと寝ていた。イヤ〜、年頃の娘が夜遊びすると、親は、じゃない、飼い主は心配しますね〜。

このままだと、2ヵ月後に、あのボス猫の子供が5〜6匹も生まれる。まずい。動物病院に連れて行き避妊手術の予約をした。動物のメスの本能としては子供を産みたいのだろうが、高齢の飼い主には育てる余力がない。気性の激しいモカだけでも持て余しているのに、これ以上の苦労は背負い込めない。

ということで、来週、モカは入院して手術の予定。一緒に、首の後ろにマイクロチップも埋め込んで貰うことにした。行方不明になった時に飼い主が分かるような情報の入ったチップ。読み取り機は動物病院、動物保護センターにあるとのこと。

りんりんと青鷺立てる水際かな

春めいた陽気が続き、青空と沈丁花の香りに誘われてあちこち散歩に出かけました。数日前は、お気に入りの散歩コース、西南杜の河畔公園で青鷺を見かけ、孤高の佇まいに見惚れました。1mほどもある端正な後ろ姿。嘴は薄紅色の婚姻色に染まり、成鳥の証である黒い冠羽が凛々しい。「りんりんと青鷺立てる水際かな」という句のような景色です。作者は大口元通さんという俳人。

(作品をお借りしました。ありがとうございます)  


こうして見ると、まるで山間の景勝地みたいですが、実はフェンスに囲まれたため池。
金網の隙間から撮影しました。森と大きな池が3つもあり、
住宅地にしては自然が豊かに残った場所なので、
鳥や亀や魚がたくさん棲んでいます。
西南杜の河畔公園は、元、西南学院の神学校と山の家があったところ。今は福岡市営の公園です。

如月のぶらっと散歩

大濠公園・福岡城址・護国神社

NHKの「ブラタモリ」。人気の旅番組ですが、私はエンディング曲の井上陽水「瞬き」が大好きです。「未来のあなたに 幸せを贈る」陽水の独特の声が聴こえると私、ネックスピーカーのスイッチを入れてうっとり聴き入ります。若い頃からの陽水ファンなんです。何と美しい色っぽい歌声でしょうか。稀代の美声も最近、少し音域が狭くなっているようですが、それも味があってまた良し。

福岡県出身の芸能人はタモリさんや武田鉄矢さんなど、長く第一線で活躍している実力のある人が多いです。歌手も、財津和夫、松田聖子、藤井フミヤ、高橋真梨子、ASKA、ミュージカルの井上芳雄、今をときめく国民的歌手MISIA…。音感と優れた声帯と発声技術。リズム感。際立つ個性と感性。華のある歌声に安心して聞き惚れることができるプロフェッショナルばかりです。

「ブラタモリ」は地質学や歴史学に造詣が深いタモリさんの学術研究的な側面が表に出ていて、これまでの旅愁を誘う旅番組とはひと味違います。オープニングとエンディング曲を頼まれた陽水が、フィールドワーク風なこの番組にロマンチックな要素を加えようと、甘く切ないメロディを作ったとのこと。

そのエンディング曲が、このところエンドレスで私の頭の中を流れ続けています。寒さはまだ厳しい2月半ですが、夫を誘って六本松〜護国神社〜福岡城址〜大濠公園と散歩に出かけました。石畳は歩きにくく、歩行が多少不自由になった夫の手を取ったり、足下を確認しながらの散策。お互い歳を取ったことをしみじみ感じます。

黒田藩の城址。石垣の上から博多湾や市内が一望できる。
城内に梅園があり、梅が見頃のはずのだが
探しきれず大濠公園に降りてしまう。
大濠公園の夕暮 散策するたくさんの人が行き交っているのに
一瞬途切れて、夕陽に向かうカップルの後ろ姿だけが写っていた。
明治初期に建立された護国神社の本殿。広い境内と砂利道の参道。
長く福岡市に住んでいるのに護国神社を参詣したのは初めて。
あまり手を入れず自然のままで残されている
護国神社境内の白梅

今年も気をしっかり持って

いつも、ぐずぐずして出遅れる私。今年も、いただいた年賀状のお返事を書かないうちに松が明け、焦る間に成人の日。と思ったら1月も半ばになってしまいました。オミクロン株とトンガの海底火山の大爆発に気を取られつつ、16日抽選発表の年賀はがきの当選番号もしっかり確認。切手シートが3枚当たりました。使い残しの年賀状は手数料を払って郵便はがきに交換し、寒中見舞いを書くつもり。お返事が出来なかった皆さま、失礼いたしました。そのうち、寒中見舞いが届くと思います。つくづく無駄の多い人生です。前途多難そうな年の初め。気をしっかり持って生きていきましょう。

ブログはボチボチ続けて行きますので、よろしくお願いいたします。

さくら猫の来るレストラン

近所の住宅地の一角に、自宅の一部をレストランに改築したお宅があり、自宅のようにゆっくり過ごせるので、いろんな友人たちと会食を楽しんでいます。コロナ禍のここ2年は、思うように集まれませんでしたが、束の間の休コロナ期に4名でランチ。お店の奥さんも話に加わって、猫の話題で盛り上がりました。この界隈では「地域猫」を飼っています。奥さんが、窓を開けて地域猫達にも餌をあたえます。地域猫は避妊手術、去勢手術を済ませていて、その印に、耳に桜の花びらのような切れ込みが入っているので、別名「さくら猫」。こちらのお宅にも真っ黒で金色の目をしたきれいな保護猫さんがいます。
ランチのメインは魚。こんがり、サクサクの衣を載せた白身魚にクリーミーなソース。
テーブルのクリスマスの飾り。窓から見えるイングリッシュガーデン。
わが家の保護猫の子、モカさん。生後6ヵ月近くなりました。相変わらずの乱暴者。
飼い主の生傷は絶えませんが、少し分別がついてきたかな?という感じ。
高いところに登って、飾っている焼き物を落とそうとするので、全部棚の中に仕舞い込みました。さて、今年も暮れようとしています。明日から寒くなるんだとか。
主宰している団体が福岡県の委託事業を引き受けることになって、てんてこ舞いの忙しさです。
企画力は比較的ある方ですが、事務能力はダメです。
受託したのは良いけれど、暮れも正月も返上し
人の3倍もの時間をかけて、必死で事務作業するんだろうな〜、わたし。

干し柿作り

毎年この季節、干し柿を作ります。野菜屋の店先で赤いネットに入っているトンガリ柿の大きな袋。あれを2個ほど買って帰り、クルクル皮を剥いて紐で結え、軒下に吊るします。50個は作りますかね。

今年はご近所から頂いた丸い渋柿で作ってみました。70個あります。ドライフルーツは糖度が高いので、血糖値を見ながら少しずつ食べます。冷凍しておくと、1年経っても大丈夫。去年のトンガリ柿を昨日食べたら、柔らかくてとても美味しかったです。冷凍しても、カチカチにはなりません。今年の分も、上手くできたら知り合いにお裾分けして、残ったら冷凍しておこうっと。

青い目の子猫

子猫モカの皮膚病も、ひと月余りの治療でようやく治りました。わが家に来たばかりの頃は、小さな白い子猫で目の色も灰青色だったのですが、毛並みが生え揃うと耳とシッポと脚先、それに顔が焦げ茶色になってきました。どうやらシャムが混じっているようで、目はきれいなアクアブルーに。私は、昔から、青い目の猫が飼いたかったので嬉しかったです。

2ヵ月目のモカ。ケージのハンモックがお気に入り。なんだか凄く気が強そうです。
甘えない、笑わない。飽くことなき好奇心であらゆるものをチェックします。
そして、「あんた、誰?」という目つきで飼い主を見ます。
4ヵ月目のモカ  怯むことがない攻撃力。飼い主の手足を鋭い歯で噛みつきます。野生の血が色濃く残っています。テーブルの上、パソコンのキーボード、台所のカウンターを跳梁跋扈して、困るんですけど〜。注意すると怒って飛びかかります。どうしたもんかと、ネコ教育に頭を悩ませているところです。

子猫の皮膚病騒動

子猫がやって来て1週間ほど経つと、この子はもしかして皮膚病を持っているのではないかと気になり始めました。身体を撫でると毛並みの下がゴワゴワと硬いのです。特に、首や頭、目の周り、手足。外からは見えないけれど皮膚がでこぼこして湿疹のようなものがたくさんできている感じ。子猫自身も痒がって始終身体を掻いています。亡くなった老猫メロンが生まれつきの皮膚病持ちで、子猫の頃から20年間、耳たぶの湿疹に悩まされ病院通いの日々でした。この子もアトピーだったらどうしようと心配しながら動物病院に連れて行きました。途中逃げ出さないように洗濯ネットに入れて抱いて行きます。

なかなか名前が決まらず、チビとかミャーとか適当に呼んでいましたが、病院ではカルテを作るので名前が必要です。行き道、「なな」にしようと決めて病院の受付で順番待ちの名簿に「なな」と書き込もうとしたら、前の患猫さん?の名前も「なな」でした。続けて同じ名前もなんだかな〜。ということで、急遽、第2候補の「モカ」に変更。モカベージュというかグレージュというか、なんとも曖昧な色の猫なので。

犬メグと猫メロンがお世話になった近所の動物病院の先生の診断によると、モカの皮膚病は「真菌症」。野良さんが良くかかる感染性の皮膚病で、なんとヒトにもうつるとのこと。ヒトに感染ると「タムシ」と呼ばれるありがたくない皮膚病になるのだそうです。触ったら必ず手洗いをしてくださいと言われました。そういえば、モカを引き取りに行った息子が、兄弟猫も皮膚病で治療中だったと言っていたので、そこで既に感染していたのでしょう。

治癒するまで1ヵ月以上かかるらしいです。コナ薬をとりあえず1週間分、抗生剤の注射、感染部分の体毛が抜けるのでそこに塗る軟膏を貰って帰宅しました。お金もかかるし飼い主にも感染するらしいしで困ったことですが、粛々と治療を続けるしかないです。動物を飼うというのは、可愛さと一緒にこういう問題も引き受けることですよね。トホホ…。

目の上から毛が抜け始め、頭や脚に広がりました。何とも痛々しい様子です。

しばらく隔離した方が良いので、ケージを購入しました。2階建てでハンモックも付いている豪邸です。居間に設置したので、モカは食卓も窓の外も見ることができます。しかし、ここでおとなしく療養していたのは数日間で、薬が効き始めて気分が良くなるとケージから出たいと要求し、家中を探索するようになりました。

イヤハヤ、どーして、皮膚病が治るにつれ、とんでもなく大胆で野生的。狩猟本能に満ち満ちた、元気な女の子になってきました。

わが家に子猫がやって来た

8月初め、生後1ヵ月の子猫を引き取りました。知り合いの知り合いの、そのまた知り合いが5匹の子猫の里親を探しているとのこと。昨秋、20年間一緒に暮らした老猫メロンを看取ってから、わが家は寂しくなりました。猫が居なくなった心のスキマは猫の形をしているので、猫でしか埋められません。でも、私たち夫婦は高齢で最後まで世話できそうもありません。家族で話し合った結果、私たちが世話できなくなったら自分が責任を持って面倒を見ると息子が言うので、決心がつきました。コロナ禍が長引き、おまけに気候不順で散歩も庭仕事も難しい78歳の夫は、頻々と届く同級生の訃報にため息をついています。元気な子猫が夫に活気をもたらしてくれればいいな、という期待も少しはありました。

やって来たのは手のひらに乗るような小さな子猫。体重400g、体長15㎝。壊れそうな儚げな可愛らしさで、どう取り扱ったら良いのやら。

離乳したばかりで、よちよち歩き、水やミルクの飲み方も分からず皿に鼻を突っ込んではクシュ・クシュン!とくしゃみの連発です。トイレの使い方を教えようとしたら、疲れたのか、途中で眠り込む始末。突然親兄弟から引き離されて心細いのでしょう。1日目は餌もトイレも、スポイドで口に入れる水さえ飲まず、ひたすら階段の下に潜りこんで眠って居ました。

猫の赤ん坊は本当によく寝ます。数日経つと、猫の離乳食を食べ始め、トイレも覚え、自分のベッドで眠るようになりました。皆んな、この子猫の一挙手一投足に注目し、話題も猫のことばかり。名前の候補はいろいろありますが、なかなか決まりません。「小梅」「小雪」「なな」「モカ」…。はい、女の子です。