アーカイブ | 10月 2020

白内障手術で入院中

白内障手術は日帰りで行われることが多いのですが、両眼を治療する場合は片目ずつ間を空けなくてはなりません。両眼一遍に片付けたい私は、入院することにしました。糖尿病を持っているので、この際、血糖コントロールもしておきたいと一石二鳥を狙っての入院です。60代後半から、車のライトは眼を射るように眩しく、夜は、家の間接照明ではものがよく見えなくなりました。ここ数年、ずっと手術したいと思っていたのですが、家族の病気やらコロナやらで、なかなかチャンスがありませんでした。老猫メロンも看取り終えてホッとひと息、福岡のコロナ感染状況も今のところ落ち着いています。自分の身体のメンテナンスをしようと入院しました。昨日、右眼の手術が無事終わり、眼帯を着けたまま過ごしています。今朝、眼帯をチラッと外して診察を受けたのですが、まだ見え方が不安定で先に手術を受けた先輩諸氏の言われるような、劇的な明るい世界が眼前に広がるというところまではいきません。

明日、朝一番で左眼の手術予定。看護師さんが耳朶から採血してくれるので、ちっとも痛くありません。両眼の眼帯が外れる日が楽しみです。今日は、血糖値の日内変動を調べるため11回の血糖測定をしました。ここの病院には高名な糖尿病専門医がおられるのです。前から一度、セカンドオピニオンを伺いたいと思っていたので、あれこれ質問して勉強になっています。眼科も糖尿病科も女性のドクターと看護師さんばかり。話しやすくて安心感があります。

良く見えないまま、片目でブログ書いています。ハァ、疲れました…。

本日の昼食。糖尿病食1600キロカロリー。毎日、間食もせず、このような規則正しい食事をしていると、確かに血糖コントロールが良くなるだろうと思われます。でも、ケーキ🍰や饅頭の誘惑を退け続ける自信がありません。

メロン、猫らしく逝く

9月30 日の夜更、私の仕事部屋の机の下で、老猫メロンが息を引き取りました。夕方、いかにも辛そうにしているので、背中を撫でたり、水で口を湿したりしたのですが、触られるのを嫌がって這って奥の方へ逃げて行きます。そういえば、猫は、最期は暗い静かなところでひとりで過ごすことを好むと、何かの本に書いてありました。何度も病院に連れて行ったり、付きっきりで看病したのは、飼い主の自己満足で、猫メロンにとっては大いに迷惑だったのかもしれません。ごめん、もうそっとしておくね、と手を合わせて謝り、階下で待機すること数時間。途中、下顎呼吸になっているところまで確認したのですが、ひとりで死ぬ!という強い意思を感じて、またもや階下へ。23時頃、息子が覗きにいって「暗くて良く分からないけど、多分もう死んでいると思う」と2階から下りて来ました。みんなで電気をつけてよく見ると、目を開けたまま息絶えていました。よう頑張ったね、メロンさん。100歳の老猫でも、死ぬのはなかなか容易なことではありません。でも、猫らしく立派にひとりで逝きました。

メロンお気に入りの膝掛けで包み、保冷剤を入れた発泡スチロールの箱に納めました。翌朝、ネットで見つけたペット葬祭場に運び、火葬をお願いしましたが、価格も、リーズナブルで、とても感じの良い対応。心癒されました。ほんのぽっちり返骨してもらい、後は、他のペットさんたちと一緒にお寺のペット墓に納めてもらえるそうです。ほんのぽっちりの遺骨は、庭に埋めてやりましょう。

不眠気味の夜を過ごしていましたが、飼い主としての責任を果たせたせいか、ここ数日、久々にぐっすり眠ることができています。励ましやアドバイスをいただき、ありがとうございました。

彼岸花(曼珠沙華)の季節で、わが家の隣の空き地にた紅白の花がたくさん咲いています。最近は、あまり言われませんが、昔は、お墓に咲く花として敬遠され、切り花として部屋に飾ることは好まれません。
鱗茎に毒がありますが、民間療法では貼り薬として使われます。その昔は、魔除けの花でもあったとか。花言葉は「また会いましょう」。メロンのひつぎに添えました。