アーカイブ | 8月 2020

庭の昆虫たち

はらぺこあおむしが、鉢植えのクチナシの葉を食べに来ました。
蝶の幼虫だと思って、大事なクチナシを食べさせたのですが、お尻に角があるのは蛾の幼虫だと知ってがっかり。蛾は苦手です。バリバリ食べて黒いフンを撒き散らし、食べ尽くすと、お礼も言わずどこかへ消えてしまいました。「厚かましくない?」と腹を立てた私ですが、これが蝶々なら許せると思うところが我ながら差別的です。蝶だろうと蛾だろうと、はらぺこなのがあおむしです。
家の前庭に網を張った立派なクモ。ジョロウグモに似ているけど、これはコガネグモ。
前後2対に肢を揃え、新体操のリボンのような太い糸を繰り出すところが、コガネグモの特徴らしいです。それにしても、顔が妖怪のようで怖い💦 網を壊さないように気をつけています。
小さなカナブンを捕らえると、あっという間に太い糸でグルグル巻きにし、身動きができない状態にしてから、ゆっくり、中身を吸い取ります。翌日、タイルの上に、カナブン形の殻がコロンと転がっていました。捕獲の動作は素早く正確で、見とれてしまいます。乱闘で破れたクモの巣をせっせと補修してきれいに元通りにします。このクモは派手な縞模様の服を着た大きなメスです。

糖尿病の治療が変わって、日に3種類の注射を打つようになってから、食欲が落ち体重も減り、ずーっと鬱々と過ごしていました。でも、庭の昆虫たちはしっかり食べて生きています。見ているだけで元気になります。