今年は筆トレ!懸賞小説に応募してみよう。

最近、とても筆不精になっています。足腰の衰えた高齢者が出不精になるように、文章を書くのが面倒くさくなってしまいました。週1で新聞連載をしていた2~3年前までは、割合、自由自在にものが書けたように思います。連載というのはすぐに締め切り日がやってきます。書くネタが尽き果てても、書かないわけにはいきません。締め切りに追われて必死で走り続ける毎日。その頃は、古いネタをまるで新品のようにリメイクし、レースやリボンで飾り立てるレトリック(修辞)の技も持っていたのですが、もういけまっせん。メールの返信すら億劫です。筆力は筋力と同じように、毎日、ある程度の負荷をかけて鍛えなければ衰えてしまいます。

そこで、今年は筆力を上げるために筆トレをすることにしました。トレーニングには、楽しい目標がなければ続きません。特に私のようなズボラには。そこで、書店で「公募ガイド」2月号を購入しました。「公募ガイド」は、小説やエッセイ、フォト、デザインなど、賞金・賞品のついた公募を網羅した月間ガイドブック。企業主催の、ちょっとしたネーミングコンテストや、○○市のゆるキャラデザイン募集なんてのもあります。「えっ、賞金100万円!(._.)。応募してみようかな。締め切りは?もし受賞したらどうしよう」なんて、獲らぬ狸の皮算用をしている時が一番楽しいのですよね。・・で、今年は、関東地方の或る行政が主催している原稿用紙100枚くらいの小説の賞に応募しようと心に決め、ちょっとワクワクしているところです。構成も筋書きもあらかた決まっているので、とにかく書き始めなきゃ。皆さま方の今年の計画は、いかようなものでしょうか?

(以下の写真はわが家の玄関の一角。新年の花と兄(自然窯)の陶器を飾っています)

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