わが家の老猫メロン、この5月で19歳になります。人間で言えば92歳だとか。野良出身なので正確な誕生日は分かりません。19年前の7月、(果物の)メロンの産地でもある熊本県の植木インターで、車にはねられて死んだ母猫の横で震えていたとのこと。保護した人から頼まれて譲り受けました。その時、すでに「メロン」という名がつけられていました。
生後2ヵ月くらいの、毛虫みたいに貧相な毛並みの怯えた仔猫でした。成猫になっても美猫にはなりませんが、まあ、その賢いこと。トカゲやネズミ、鳩でさえ見事に捕獲して見せに来ます。アレルギーや副鼻腔炎を持っていて、何度も呼吸困難になり、目や鼻や耳から膿を出し、病院に連れて行くこと数十回。抗生剤やステロイド治療で助かりました。この数年も、半年置きにもうダメかというような膿だらけ、血だらけ、呼吸困難状態に陥り、その度に近所の山本動物病院で命を助けていただきました。でも、どんな名医にかかっても、猫自身の体力や生命力がなければ生き延びることはできません。わが家の猫は、不死身かと思うくらいの生命力を持っているようです。
そのメロンも最近は難聴になり、判断力が鈍り、夜、すごい声で家族を起こします。角がとれて(猫の性格の角って、なんなん?)、穏やかな甘えん坊になりました。病気持ちなのに、結構しぶとく、明るく?年を重ねている老猫メロン。同じく病気持ちの飼い主は、先行きの心配で鬱々としていますが、猫メロンは、飼い主みたいな余計な心配をせず、ゆったりと今を生きています。
(上の写真 ) 持病があるのに、90歳とは思えない若々しさです。
(下の写真) お天気が良い日は、テラスで日向ぼっこをたのしみます。
前足をそろえてカメラを見つめる目は高齢とは思えない凛とした迫力があります。ネコは高齢になってもキチンとしたこういう姿勢が出来るんですね。
人間は高齢になると「キョーツケ!」なんて号令を言われてもなかなか真っ直ぐには立てません。ヒザが痛い、コシが痛い。
ネコはエライ !!
北北西の風さま
「キョーツケ!」というカナ表記に笑いました。小学生の頃、運動場での全校朝礼で、男の子が青筋立てて甲高い声で、そんな風に号令かけていたっけ、と思い出した次第です。
千葉の地震、被害がなくてよかったです。
前回は3連発というストーカーまがいのコメントになり、メロンさん「無理っ!」と言って
引いていませんでした?慣れないスマホからの送信ゆえの失敗で、ごめんねメロンさん。
メロンさんは19歳になるんですね!持病を乗り越えて復活する様に、てふてふも頑張ろうという気持ちになりパワーを貰えました。
長生きして下さいね。
2日後には元号が令和にかわり新天皇が即位されます。明るい未来を信じ祈ります。
5/3金 15:30頃 がん・バッテン・元気隊
どんたくパレード 応援します!
メロンさん、私は知っています。夜中は
密かに月に向かって「ブッポウソウ」と
鳴いているのを。
てふてふ さま
今日は4月30日、平成最後の夜です。終日、小雨の福岡。
猫メロンは好物のチュールを舐め、机の下の籠で丸くなっています。平和な1日。
いつも気にかけてくださる方がいて、わが老猫も幸せものです。
月に吠えるのはオオカミか、犬か、と思っていたのですが、
猫も大声で鳴くのですね。知りませなんだ。
そういえば、メロンの顔って、
ブッポウソウと鳴く鳥〜コノハズク〜に似ていますね。